在宅医療と生前整理
ご無沙汰しております。
皆さん、こんにちは、関西生前整理協会の和田です。
最近オミクロンによるコロナの感染者数が増加したり、超高齢化社会に伴って在宅医療が話題になっています。
そこで今日は在宅医療についてお話します。
現在日本は超高齢化社会となっており、三年後の2025年には高齢者の方の割合が30パーセントになるそうです。
超高齢化社会とは65歳以上の人口の割合が全人口の21パーセントを占めている社会を指します。
日本の超高齢化社会が加速すれば、高齢者が高齢者を支える社会とならざるをえず介護における家族観での精神的肉体的な負担は計り知れません。
また、核家族という家族関係の変化や地域の繋がりの希薄化から、高齢者を支える仕組みが狭まっているため孤独死問題も増加しています。
そこで、政府は地域包括ケアシステムという仕組みを取り入れ、地域で包括的に高齢者を支えて住み慣れた家で自分らしい最後を迎えられるようにシステムの仕組みを地域ごとに積極的にすすめています。
今後は超高齢化社会に伴って、更にこの仕組みが活発となり家で最後を迎える方が増えていくことが予想されます。
もっとも、住み慣れた家で出来るだけ最後を迎え入れるためには、快適な環境づくりも重要になってきます。
家には医療従事者や介護従事者などの第三者の往来があり、家で往診や介護をしてもらうとなれば、家の中である程度の場所の確保が必要となるからです。
また、家が終の棲家になれば、少しでも快適に過ごし、健康寿命が延ばせるような工夫も必要となってくるかもしれません。
しかし、何か治療を抱えてしまうことが起こった後では部屋の整理をすることは難しくなります。
元気なうちは現実味がないので生前整理や片付けは後回しにしがちになりますが、一歩踏み出して片付けや生前整理をお勧めしたいのです。
時代の変化に合わせた環境づくりの見直しはニュースや新聞情報で自分たちの将来を考えるうえで重要な位置付けになってきているように日々感じます。
もし何から手を付けていいかわからないときは気軽に本協会へご相談ください。
本協会が今後に向けて少しでも安心できる環境づくりをお手伝いさせて頂きます。