二回目の生前整理

皆様、こんにちは。

奈良県、大阪府、兵庫県、京都府などを中心に活動している関西生前整理協会の和田です。

コロナについて少しずつ落ち着いてきていますが、皆様は外出されたりしていますか。

私はコロナ前より外出する機会が減ったので、改めて祖母の生前整理をし直すことにしました。

今日は私の祖母の生前整理についてお話しようと思います。

祖母は御年97歳ですが、今でも掃除をしたり新聞を読んだり自分のできる範囲で元気に過ごしております。

祖母は自分の家があった兵庫から奈良へ転居しているのですが、家を出る際には必要なモノを選別して持ってきました。それ以降は祖母の持ち物について確認おしていなかったのですが、今必要なモノについて見直すことになり改めて生前整理をすることになりました。

祖母は97歳でモノのない時代を過ごしていたため、モノをため込んでいたようです。

未使用の傘や鞄、下駄、亡くなった祖父のための新品未使用の下着を持っていました。

私は劣化により使用できなくなったものを除いて、祖母のモノを種類分けした後、祖母と共に今手元に置いておきたいもの手放しても良いものに分けました。

手放しても良いものの中には私が使用したい鞄や傘があり、祖母に「大切に使うので使ってもいいかな。」と伝えたところ、安心して嬉しそうに頷いてくれました。

また、思い出のモノを見て郷愁に浸る祖母が印象的でした。

改めて生前整理を行わなければ、祖母のモノに対する気持ちや表情を見ることなく亡くなった後に今回使用することに決めたモノを一括で処分していたかもしれません。

生前整理をすることで新たな生命を吹き込み、次世代に引き継がれたり別の形で蘇ったりすることが多々あります。

ただ劣化して捨てられるだけのモノが本来もしくは新たな意義が見いだされ、活用されるとすれば手放しすることに対しても抵抗が少なくなるのではないでしょうか。

以前に生前整理を行った方でも数年経てば、環境や心の変化により手元に置いておきたいモノも変化します。

コロナで家にいる時間がある今改めて生前整理をおこなってみるのはどうでしょうか。

生前整理や遺品整理についてお困りごとがあれば関西生前整理協会までご相談ください。

生前整理からさいごまで私たちが寄り添い、お手伝いさせていただきます。