自粛期間中に鑑賞した映画で感じたこと
皆様、ご無沙汰しております。
奈良県、大阪府、兵庫県、京都府などを中心に活動している関西生前整理協会の和田です。
世界中にコロナが流行しましたが、日本では自粛解除となり少し落ち着きを取り戻しておりますね。
私たちも政府の自粛要請期間中は自粛することになり、家時間を過ごしておりました。
家時間では、映画を見る機会が多かったのですが、なかでも「ぼけますから、よろしくお願いします。」という映画に心を打たれました。
この映画は監督の父親と認知症の母親に焦点をあてたドキュメンタリー映画です。
監督の高齢の父親は、認知症になった妻を一人で見ようとされますが、自分自身も足が悪く思うように動けません。
それでも、父親は妻である母親に対して、できる限りのことをします。
そして、監督である娘は葛藤をしながらそれを撮影し続けます。
認知症が進行していくうちに父親の母親に対する介護は困難なものになっていきます。
その一場面を見ているとあることに気づきました。
父親が介護する場所は自宅である程度の動線は確保されていたのですが、壁際に沿ってものが渦高く積まれていたり、キッチンや机にも物があふれておりました。
しかし、二人の現状を考えれば、片付けにまで手が回ることもなく薄暗い中で介護をしながら生活を続けていました。
それを見ると、悲しい気持ちになりました。
もし、認知症になる前に少しでも室内を片付けていれば、生活環境が改善されて介護することへの負担を減らすことができたのではないか、もしくは、認知症の進行を遅らせることにつながるのではないのかということがよぎったのです。
コロナの自粛解除となった現在は、いつまた自粛生活に戻るかわかりません。
少しでも自粛解除期間中に住環境を見直し、いつか訪れる介護問題や老後の生活をよりよい環境作りを私たちと一緒に始めませんか。
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
生前整理や遺品整理についてお困りごとがあれば関西生前整理協会までご相談ください。
生前整理からさいごまで私たちが寄り添い、お手伝いさせていただきます。