「墓じまい」についてのご相談

皆様、こんにちは。

一般社団法人関西生前整理協会の和田です。

今日は、「墓じまい」についてのご相談があったので報告します。

 

先日50代の女性から「墓じまい」の相談依頼がありました。

依頼者様は、ご両親が亡くなられた後、お墓がある京都府北部まで年一回お墓参りのために帰られています。

しかし、自分も寄る年波を考えると年一回の帰省が身体に堪えるようになってきたこと、遠い場所へのお墓参りを子どもたちに今後任せるのは酷だと考えることになってきたことから「墓じまい」について相談にこられました。

 

依頼者様が持ってこられたお写真を見せて頂いたのですが、海沿いの綺麗な町でした。

依頼者様は、このような綺麗な場所と先祖代々の土地から移転しようとすることに罪悪感をもっておられることがお話を通してよく伝わってきました。

夫に先立たれたため、全て自分でしなければならない、また子どもに迷惑をかけたくない、彼女の定年後に必ずくる出来事に逃げていてはいけないなどの様々な葛藤が私たちにご相談してくださった一番の理由だったようです。

手順だけなら業者の方に伝えてお金を出せば全て終わってしまいますが、それだけではなく様々な気持ちや葛藤の理解を必要とされておりました。

 

本協会として、まずお墓の移転を考えられるのならば、依頼者様が住んでおられる近くに墓地を買う(権利を買う)こと、現在ある墓石を撤去するための費用、現在の墓石がある墓地が市営ならば手続をすること、お寺との関係性、そして親族との関係についてお話しさせて頂きました。

 

ゆっくりとお話をお聞きして打ち合わせさせて頂いたので、ご相談代として二時間10000円でした。

 

今後、依頼者様と「墓じまい」についてご相談しながら、このブログで折を見てその後についてお話しをさせていただこうと思っております。

 

私たちは依頼者様の気持ちに寄り添うことで、具体的、かつ精神的な苦痛を少しでも取り除くお手伝いをさせていただくことが本協会の本来の目的だと思っています。

そのために、本協会ではグリーフケアの資格保有者も在籍しております。

一人で悩まないでどうぞお声をおかけください。私たち関西生前整理協会は、親身になってお手伝いをさせていただきます。

 

生前整理や遺品整理についてお困りごとがあれば関西生前整理協会までご相談ください。

生前整理からさいごまで私たちが寄り添い、お手伝いさせていただきます。